森の蒸溜所が贈る、瑞々しく上品な逸品

白州12年は、サントリーが南アルプスの麓に構える「森の蒸溜所」から生まれるシングルモルトウイスキーです。その名のとおり、深い緑と清らかな水に包まれた環境で育まれたウイスキーは、若い白州NVとはひと味もふた味も違う、熟成感と奥行きを携えた一本に仕上がっています。
この投稿では、ハイボールを通じて白州12年の香り・味わいを探り、妻の感想とともにレビューしていきます。
【飲み方】やっぱりハイボールが基本スタイル
今回も基本に忠実に、ハイボールでテイスティング。
白州12年は繊細で華やかな香りが特徴なので、ソーダとのバランスを見ながら丁寧に作るのがポイントです。炭酸はしっかり冷やし、グラスも冷やしてから、氷をたっぷりと。ウイスキーを45ml注いだあとに、炭酸180mlを静かに注ぎます。
【ハイボールの度数】約9.3%
使用量:
- ウイスキー:白州12年 45ml(アルコール度数43%)
- ソーダ:180ml(0%)
計算式:
- 総量=225ml
- アルコール量=45ml × 0.43 = 19.35ml
- 度数=(19.35 ÷ 225)× 100 ≒ 8.6%
※しっかりした飲みごたえがありますが、NVよりも丸みを帯びた印象で、飲み疲れしません。
【妻の感想】「え、これNVより全然飲みやすい!」
白州NVは「ちょっとピートが強い」とあまり好まなかった妻ですが、白州12年は一口飲んで「これすごく好きかも」と前向きな反応。
「なんか森の中でお水飲んでるみたい。香りがやさしくて、おいしいって言いたくなるやつ」
とのこと。甘みとハーブっぽい清涼感が強すぎず、苦味もピートもまろやかに溶け込んでいる印象のようです。ノンピート系が好みの妻でも、これは“アリ”でした。
NV(ノンビンテージ)と12年では、味の開きがかなりあるそうで、別物とまではいきませんが、かなりの衝撃があったみたいです。
【ボトル情報】
- 名称:白州12年 シングルモルトウイスキー
- 分類:ジャパニーズウイスキー(シングルモルト)
- 製造元:サントリー
- アルコール度数:43%
- 内容量:700ml
- 参考価格:15,000円〜30,000円(市場価格は大きく変動)
- 特徴:ライトボディ、爽やかな果実香、やさしいウッディネス、まろやかなピート感
【カテゴリー】
- ジャパニーズウイスキー
- 妻のお気に入り
【まとめ】
今回は偶然手に入れた1本です。100周年記念ボトルということもあり、開封するのに勇気がいりました。白州12年は、同シリーズのNVに比べてピートのトゲがまろやかになり、香りや味わいに広がりと深みが出た一本です。ノンピート好きの妻でも「これは好き」と評価したのは、柔らかな熟成感とナチュラルな爽やかさのおかげでしょう。
価格的には手が出しにくい1本ですが、ハレの日やプレゼント、記念日などにふさわしいウイスキーです。清々しい味わいを、ぜひあなたもハイボールで楽しんでください。
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